姶良市加治木町朝日町にある姶良みやもと眼科は白内障日帰り手術が可能

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鹿児島県姶良市加治木町朝日町111

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ドライアイ診断装置 アイドラ

久しぶりの投稿になります。 学会が終わって、気が緩んでますね。 でも、6月の日本白内障屈折矯正手術学会、10月の日本臨床眼科学会にも演題をだそうと、当院の手術データの整理をしています。全国的にも珍しい装置、方法で手術をしているので、積極的に情報発信をするべきだろうと、勤務医時代にもなかったペースで学会発表に力を入れています。1月に発表した内容も原著論文にしたいなと準備をしているところです。でも、院長室の片付けが終わらない・・・。

今月から前々から興味があった、ドライアイ診断機を導入しました。idraという装置です。今までドライアイの診断というと、ろ紙を瞼につけて涙の量を測ったり、色素をつけて涙を乾くスピードを測ったりと、アバウトな検査が多かったのですが、こちらはきちんと数値化してくれるので、患者さんにも涙の水が少ないのか、脂が少ないのかをもとに、どの治療が適切かを提案し、さらには効果を確認することができます。残念ながらまだ保険収載はされていないのですが、今後かならず広まっていく検査だと思っています。私の得意分野の屈折矯正白内障手術、特に乱視矯正眼内レンズを使用した手術においても、涙液の状態で、術前の検査値が不安定になることはわかっています。アメリカやヨーロッパではすでに白内障手術前には、ドライアイの治療をすべきというガイドラインがあるのですが、日本では遅れていて、なかなか市民権を得ていません。わたしも先日のシンポジウムの講演でもドライアイで検査の結果にばらつきが出ることを触れさせていただきました。機械の写真の下は私の検査結果ですが、結構重症のドライアイでした。右目は疲れからの眼瞼痙攣かとおもっていたのですが、まさかのドライアイからでした。専門の医者でもドライアイという自覚症状がないくらいなので、乾燥感だけではなく、痙攣、違和感、眼精疲労などでも、検査でドライアイの診断がつくかもしれません。心当たりがある方はぜひご相談ください。

当院で、一番おすすめのドライアイ治療、温罨法(おんあんぽう)ですが、私も所属するLIME研究会の有田玲子先生がNHKのガッテンやチョイスでも紹介してくれているせいか、あずきのチカラなどのツールが値上がりしているようです。そのくらい徐々に市民権を得てきたドライアイ治療ですが、私ももっと勉強して患者さんたちに説明できるようにしていきたいと思います。

宣伝をさせてください。私のドライアイ分野の師匠のLIME研究会の有田玲子先生がyoutubeチャンネルでドライアイについて詳しく紹介してくれています。ご興味がある方はぜひご覧になってみてください。

眼科医 有田玲子先生のドライアイ診察室 

https://www.youtube.com/channel/UCZsQuhoQBG5qMqif1WyTmrA