2022/10/27
前述の通りオルソケラトロジーはガイドライン上、原則20歳以上で20歳未満は慎重処方となっており、3ヶ月ごとのフォローアップは必須です。
開始当初は,当院も初心者として研修も兼ねて採算度外視で取り組んでおりましたが、価格を下げすぎたため、利用者のコンプライアンスが低下し、親御さんが眼鏡やコンタクトの代わり程度に考えられて申し込まれ、開始したとたん通院を辞めるといったケースが多くみられることや、半ば強要に近い受診の長時間の電話での問い合わせなどが増えているため、通常業務に支障も生じております。新規のオルソケラトロジーを一旦お断りしようかとも迷ったのですが、一部の不適切な使用をする方のために、本当に利用したい方を断るのは忍びないと考えましたので、令和5年1月よりオルソケラトロジーの導入方法を変更させていただきます。
1.電話でのオルソケラトロジーの詳しいお問い合わせはお断りします。希望者はまず受診をしてください。
2.眼鏡非所持の方はお断りします。作成してからしかお試しもできません。
3.医師の診察と説明の上、親御さんがオルソケラトロジーの治療と管理の重要性が理解できたと判断できた場合のみ、お試し申し込みをします。
4.保障金20,000円は変更ありませんが、初回検査代は4,400円(税込)、ケアキット代を1,100円(税込)とします。
5.お試し期間、および定期受診の診察代は2,200円(税込)とします。
6,定期受診を守らなかった場合の診察代はすべて自費診療とします(5,000~6,000円、検査内容による)
7.定期通院が見込めないと判断した場合はその時点でオルソケラトロジー治療を中止します。
8.レンズ代110,000円(税込)は変更しませんが、今後納入価格が高騰した場合は値上げする場合もございます。
ご協力よろしくお願いします。